先日「東京の浅草橋」に有るニッターの聖地、「keito」さんで開催された、
「べんがら染め」の体験ワークショップに参加させて頂きました。
(ニッターさんは編み物が得意な方や、それをご職業にされている方達の事です)
ワークショップへの参加は久しぶりで、これまた久しぶりに行った浅草橋です。
駅はJR「浅草橋駅」ではなくTXの「新御徒町」から歩いて向かいました。
新御徒町駅のA4出口から春日通りを右方向に直進、交番を過ぎて鳥越明神通りを右に入って6~7分歩いたところです。
Contents
浅草橋って、もしかしたら洋食屋の町?
浅草の鳥越明神は、日本武尊の東征に際し、住民が小高い丘に「白鳥大明神」を祀ったことが起源。江戸初期、幕府は御用米の貯蔵庫としてのちの蔵前に大規模な蔵と桟橋を建設。このとき、鳥越山を切り崩して用地造成に用いたため、現在のような平地に。 pic.twitter.com/swKPZp4U5N
— 江戸文化歴史検定 (@edoken_jp) September 10, 2015
ちょい有名な鳥越明神の横をすり抜け、ワークショップ開催は13:30からなので、
お昼食べてから来い、って事ですよね?
久しぶりに行く浅草橋なので、事前にランチ出来るところをググってみました。
子連れだし・・子供も楽しめるところが良いなぁ・・
おっ?
「keito」の近くに「老舗の洋食屋」さんが有るじゃないですか~ ^^b
レトロ感満載だけど楽しそう!
何より美味しそうだし、コスパ高い!
調べてみると、浅草橋界隈には7~8件の洋食屋さんが有ることが分かりました。
で、今回は「keito」にいちばん近い「一新亭」に行くことにしました!
一新亭
浅草橋で3代目ご夫婦が経営されている老舗の洋食店さんです。
住所…東京都 台東区 浅草橋 3-12-6
交通手段
総武線 浅草橋徒歩6分位
大江戸線 新御徒町駅から徒歩7分位
営業時間…11:30~20:00
定休日…土曜日、日曜日、祝日
席…4席
予算…1500以内/1人
テイクアウト可
新聞雑誌で紹介されたこともありますので、もしかしたらご存知ですかね?
見た目はラーメン屋?
いやいや、「のれん」に洋食の文字あり!
「オムライス」に「揚げ物トッピング」や「3色ライス」
三色ライス?
ワッツ?
オムライス+カレーライス+ハヤシライスです。
ワクワクしながら、入ってみました。
昭和の香り漂うイイ感じです。
壁には昔の写真が貼ってあって、テレビもあります。
時間が無いので、早速オーダー。
・・3色ライスにしようか迷いましたが、初めてなのでオムライス+メンチカツ。
子供たちはスパイス豊かそうなカレーをオーダーしました。
お店のお母さんが、子供たちに漬物や御味噌汁食べれる?とか、
色々気を使ってくれたのが凄く印象的です。
さすが下町は人情的だぁ・・
さて、そうこうしていると料理が運ばれてきました。
ヴィジュアルからしてアガります^^
美味いっす!
薄焼き卵のオムライス、久しぶりに食べました^^
昔はこれだったんですよね~
ウチのオフクロがよく作ってくれました。
メンチもサクサクに揚がってます。
何よりうれしいのは、メンチの下に隠れている「千切りキャベツとケチャップスパゲッティ」!
何だか懐かしい気持ちになりながら、子供たちのカレーもへぞり、へぞり。
これも、美味い!
適度な辛さで、子供たちも美味しそうに食べていました^^
【今回は3人でランチ】
オムライス&メンチ ¥850
カレー ¥700*2
(全て、味噌汁&おしんこ付き)
シメて¥2250
とてもリーズナブルでした。
さて、こちらのお店では3色ライスに揚げ物(メンチやコロッケ)もトッピングできるようです。
かなりボリューム感が有りそうですが、次回は試してみたいと思います^^
ワークショップへ
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満腹感で一杯ですが、目的はワークショップ。
いざ、keitoさんへ。
Keitoで初の染物ワークショップ!
お子様も一緒にいかがでしょうか???
まだお申込み頂けます!https://t.co/rX1cvEJfbI pic.twitter.com/YApeM5qWuW— Keito_info (@KeitoShop) July 19, 2017
「keito」は世界中から集められた毛糸を扱う専門店です。
日本ヴォーグ社(出版社)が、「沢山の人に編み物を楽しんで欲しい」という思いでオープンしました。
ワークショップ会場はお店の2階、可愛い色の糸やディスプレイの間を通って階段を上ります。
ところで、「べんがら染め」ってあまり聞きなれ無い方もいらっしゃいますか?
ベンガラは土から取れる成分(酸化鉄)で紅殻、弁柄とも呼ばれ
語源はインドのベンガル地方より伝来したことからそう呼ばれています。日本の暮らしにも古くから根付いている素材で陶器や漆器、また防虫、
防腐の機能性から家屋のベンガラ塗りとしても使用されてきました。
ラスコーやアルタミラの洞窟壁画にもみられ旧石器時代から使われた
最古の顔料であり古代色です。
経年変化に強く、日光による褪色がないことも特徴で昨今では無害で
あることから天然素材として見直され繊維製品への染色、オーガニック
製品にも使用されるようになりました。地球上に一番多く存在する「赤色」は酸化鉄といわれています。
人類にとって身近な色であり、土から取れた古代色「ベンガラ」は
大地の色であり日本の暮らしを彩る色なのです。
出典http://www.kosyokunobi.com/benigara%20guide/benigara.html
インド、ベンガル地方・・親近感わくなぁ^^
さて、今回ワークショップの講師の先生は・・
されど{saredo}
再生糸を使った「糸やニット製品」を扱う糸商の方です。
講師の先生のお話を良く聞いて、さっそく「べんがら染め」に挑戦します。
「べんがら染め」の染料は全部で24色。
染料はこんな感じで、今回は7色用意されていました。
ここからは、今回参加したワークショップの内容をご紹介します。
ワークショップでは晒の状態のソックスとニットキャップを染めるようです。
生地や服も染めていいと言う事でしたので、子供用の白いTシャツを持参しました。
さて、手順は?
・染める物の汚れを落とします。
・下染め液に漬け込みます。
表だけでなく裏返してまんべんなく滲み込ませるのがポイントです。
・ムラ染めにしたい場合は絞ったり、結んだり
(下の写真を参考にしてくださいね。)
・その後、染めて
・乾かす
(染めた後はすぐに洗わずに、2日位乾燥させます。)
いたってシンプルです。
最初は靴下を染めてみます。
良く濯ぎます
下染め液を滲みこませます。
下染め液は染料をうまく定着させる溶液。
リンスのように少しトロ味の有る感じです。
柄を付けたい場合にビー玉やおはじきを、中に入れて輪ゴムで縛ったり。
何も入れずに輪ゴムや紐で縛ってもOKです。
あとは、水気を取って乾かしていきます。
ついでに持参したTシャツやパンツも染めちゃいます。
これは、Tシャツの裾にビー玉たちをセットしているところです。
Tシャツは一度黄色に染めてから胸から上をインディゴにして、裾をオレンジにしてみます。
パンツ担当は息子君、気が付いたら同じ色とやり方で染めていました。
そして、最後にゴムやビー玉を外します。
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まとめ
で、出来上がったのがこんな感じです。
ちょっと、やり過ぎた感が・・・(汗)
ワークショップの素晴らしさは?
1)同じものに、興味を持った人たちと出会い
2)初めての事や、新しい事に、触れ合えて学べ
3)短い時間なのに、その場で完成できる
この3点かなと思います。
素晴らしい体験を提供して下さった講師{saredo}の御二方と、
イベントを企画して下さった「keito」のスタッフの方々に感謝です!
「keito」では編み物を中心に、色々なワークショップを開催しているとの事です。
ご興味のある方は、是非チェックしてみて下さいね^^
PS:ワークショップが終って店を出てから、子供たちとじゃんけん・グリコで駅まで行きました。
金曜日の午後3時、ユルくて楽しい時間を過ごせました。
子供たち夏休みだし、まぁ良いっすよね?
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました^^
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