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ウコンが癌細胞の成長を止めるって?癌細胞を殺す成分とは?

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こんにちは、今回は「気になる情報」を見つけたので記事にします。

その情報なのですが、ウコン(英名:ターメリック)「とある成分」脳の癌細胞を殺してしまったと言う研究報告についてです。

元々、生薬としても古くから使われていたウコンです。

一体どんな内容だったのでしょうか?

Contents

癌細胞を殺す成分とは?

ウコンについては以前にも少し記事にしました。

夏バテを防止する為の、免疫力を高める食材とは?最強スパイス4選は?

さて、今回の発見とはどのような内容だったのでしょうか?

以下SPUTNIKの記事から引用させて頂きました。

【ごく普通のスパイスにガン細胞を殺す物質が発見】

普通のウコンで脳のガン細胞を大量破壊させる分子の生成ができることが研究で明らかにされた。
「ナノスケール」誌に発表された。
オーランド州中央フロリダ大学のタマーラ・ウェストモーレンド氏はクルクマ属の植物を細かくして作られた極一般のスパイス、
ウコンに脳のガン細胞の成長を抑制し、同時に健康な細胞の大量死を招かない物質があることを発表
研究者らはこの物質ががん細胞に到達し、細胞内に均一にいきわたるように水に溶かす実験を行った。
その結果、ウコンから得られた物質がガン細胞の破壊速度を170%速め、わずか数時間でがん細胞のおよそ半分を殺し、腫瘍の成長を止めることが明らかにされた。

引用元:SPUTNIC https://jp.sputniknews.com/science/201707273929163/

発見された物質についてはまだ公表されていません。

少なくとも新成分ではなく、「既存の成分から、新しい効果が発見された」と言う事だと思います。

発表からすると「ウコン」と言うスパイスから脳の癌細胞を殺すのに有効な物質が見つかったと言う事です。

今後も注意深くチェックしたいですね。

(発表の部分をクリックすると、元サイト(英文)にアクセスします。)

 

脳腫瘍とは?

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脳腫瘍が出来る部位

神経膠腫(グリオーマ)
原発性腫瘍の3割、大脳にできる腫瘍の3割を占める。
小児は小脳や脳幹にできる事も有る。
手術ですべて取り除くのは困難である。
神経膠腫のうち、神経膠芽腫は悪性である。

髄膜腫
脳を包む髄膜腫に腫瘍ができる。
大脳を圧迫する。
良性であることが多い。

神経鞘腫
神経を取り巻く鞘に腫瘍ができる。
良性が殆どで、悪性はまれである。

下垂体線腫
下垂体に腫瘍ができる。
殆どが良性である。

聴神経腫瘍
聴神経に腫瘍ができる。
殆どが良性。

髄芽腫
悪性度が高い腫瘍の一つ。
小脳に発生する。
小児に発生することが多い。

参考資料:「良く分る最新医学 脳梗塞・脳出血・くも膜下出血」
監修:高木誠 発行:主婦の友社

 

脳腫瘍を疑うべき症状

・慢性頭痛
・原因不明の吐き気、嘔吐
・視神経の異常
・聴覚障害
・言葉がうまく出ない
・手足のしびれや麻痺

これらの症状が有って、気になる場合はなるべく早く専門医に相談することをオススメします。
CTやMRI、脳血管造影で検査します。

 

治療

・外科手術
・放射線治療
・陽子線治療
・化学療法
現在はこの4つの治療法が有るようです。
脳腫瘍は不治の病のようなイメージが強いですが、専門医的には「きちんと治療すれば感知する可能性の高い病気」なんだそうです。

 

将来的にウコンの成分を生かした治療法が確立されたとして、
それはどんな治療法になるのか、すごく興味が有りますね。

 

気になるウコンのちから

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改めて「ウコン」と言うのは、すごい力を持っている事が分かります。

「ウコン」と言えばカレーのスパイスよりも先に「ウコンのちから」を思いつく方も多いのではないでしょうか?

次は「ウコンのちから」について書いて行きます。

ミル
スパイスの「ウコン」について、おさらいしましょう。
ウコンは日本名で英語名がターメリック(Turmeric)です。
ショウガ目>ショウガ科>ウコン属>ウコンの多年草の根茎をパウダー状にしたもの。
これが良く使われているスパイスの「ターメリックパウダー」です。
ターメリックの黄色い成分の「クルクミン」は抗酸化作用や炎症抑制作用が有ることで知られています。
【効果・効能】
・抗酸化作用 ・抗炎症作用
・肝臓を保護
・消化不良の改善
・関節リウマチの改善
・美肌
カレーのスパイスとして一般的に知られていますが、たくあん等食材の着色の他、繊維製品の染料としても使われます。

体に良さそうだからと言って、摂取しすぎは禁物です。
肝臓を保護せず、逆に「肝機能障害や消化器官障害」など、副作用にもつながるので注意が必要です。
ウコンには「春ウコン」「夏ウコン」「秋ウコン」が有り、それぞれ用途が異なります。

 

で、気になるウコンのちからです。
「ウコンのちから」は秋ウコンの成分を使い、
「クルクミン」と「ビサクロン」と言う2つの有効成分が配合されています。
主な用途は「二日酔い改善」(肝臓機能保護)というイメージが強いですが、
「抗酸化作用や炎症抑制」は「癌予防の効果」としても大きく期待されています。

 

「ウコンのちから」は何が使われているの?

 

【原材料名】
果糖ぶどう糖液糖
秋ウコンエキス
食塩/酸味料
増粘多糖類
ウコン色素
香料
甘味料
アセスルファムK
アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物
ソーマチン
イノシトール
ナイアシン
環状オリゴ糖
ビタミンB6
ビタミンB1
ビタミンB2
乳化剤

「ウコンのちから」は秋ウコンのエキスが使われています。
単純にウコンと言う表記だけでなく、秋ウコンと表記されているのには好感が持てます。

 

「ウコンのちから」の成分は?

エネルギー 20kcal
脂質 0g
食塩相当量 - 0.09g
ビタミンB2 - 3.0mg
ナイアシン - 14mg
たんぱく質 - 0g
炭水化物 - 5.0g
ビタミンB1 - 3.0mg
ビタミンB6 - 3.0mg

(1本(100ml)当たり)

クルクミン - 30mg
リン - 3.1mg(分析値)
カリウム - 46mg(分析値)
鉄 - 0.10mg(分析値)

クルクミンもしっかり入っています^^

 

摂取量に注意しよう

幾ら効果が期待できると言っても、過剰摂取は良く有りません。
食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)では、「体重1㎏に対して[0mg~3mg]まで」が推奨されています。

ミーニャ
成人男性で体重70kgの人は、1日の上限目安摂取量は210mgとなります。
成人女性で体重50㎏の人は、1日の上限目安摂取量は150mgとなります。

ウコンの副作用を懸念される方はこちら。

 

まとめ

様々な効果が期待できるスパイスの中で、癌治療や予防にも役立つ可能性のある「ウコン」をご紹介しました。

天然由来の成分で癌治療に効果が期待できると言うのは、本当に素晴らしい事です。

ちなみに、ドリンクの「ウコンのちから」は二日酔い予防で飲用するのであれば、

飲酒前に服用したほうが効果的との事です。

ですが、お酒を飲む方も過剰摂取だけはご注意くださいね。

サプリやドリンク系は、「必要な時に適量を使う」という事を忘れずにお願いします。

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