こんにちは、ミルです。
カレーライスにはお馴染みの福神漬けですが…
スーパーなどでは赤い福神漬け以外にも、黄色や茶色の福神漬けを見かけます。
あなたはどの色の福神漬けを買っていますか?
今回は?
- 福神漬けの 赤や茶 の味の違い
- 着色料としての添加物
これらに付いてご紹介します。
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Contents
福神漬け、赤と茶色の味に違いは?
一般的に福神漬けと言えば、カレーに添える赤い福神漬けを想像します。
しかし、最近では赤くない黄色や茶色の福神漬けも見かけるようになりました。
そもそも福神漬けはカレーの付け合せとして使われるようになる前から存在しており、その頃の色は茶色だったと言われています。
では何故、赤い福神漬けを使うようになったのでしょうか?
赤と茶の福神漬け、味に違いは有る?
我が家では自家製の福神漬けが切れてしまった時、近くの西友で売っている福神漬けを買いに行きます。
この子たちです^^↓
西友の「みなさまのお墨付き」は、赤と茶の2種類が販売されています。
通常は黄色い方を買うのですが、人気なようで… 品切れする事が多いんです。
無ければ赤を買っています。
「赤と茶」?
福神漬けの赤と茶に、味の違いは有るのでしょうか?
視覚的に赤が強い方が味が濃い気持ちになりますが…
実際の所、味によほど大きな違いが有る感じはしません。
ただ個人的には赤が少し味が濃く、茶色い方はあっさりとしている印象です。
昨日もカレーにしたのですが、子供たちに2種類出して味比べしてみました。
結果、「赤い方が味が濃い」との事でした。
子供受けするのは、我が家では茶色い方でした ♪
福神漬けの赤が主流になった理由は?
様々な説が有りますが…
「茶系のカレーライスに対して、見栄えがするように赤い着色がされた」
という説が囁かれています。
確かに…
カレーライスや焼きそばなど、見た目に茶系の料理には赤い色が良く映えます。
着色と聞くと?
あまり良いイメージがなく、実際に「健康に対する懸念」も有ります。
子供からお年寄りまで大好きなカレーライス。
付け合せとは言え、出来るだけ安全な食材を使いたいものです。
最近では着色されていない福神漬けも多く出回っています。
気になる方は「無添加・無着色」の福神漬けを選ぶことをオススメします。
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福神漬の添加物、着色料の安全性は?
それでは、次に添加物(主に着色)に付いてご紹介します。
例えば先程の、我が家でも使う事のある「お墨付きの福神漬け」ですが…
成分を比べてみます。
まずは、赤い福神漬け。
⇩
そして茶色い福神漬け。
さて色々と添加物も使われていますが…
今回は着色料にスポットを当ててみます。
- クチナシ
- 赤ダイコン
- パプリカ色素
クチナシ色素、赤ダイコン色素は赤と茶の福神漬けに使われています。
パプリカ色素は茶色のみに使われています。
これらの色素は一般的に食品で良く使われていて、あなたも目にしているものです。
そしてこれらは「天然由来の色素っぽいけど、本当に安全なのかな?」
と、思われているのではないでしょうか?
ではこの3つの色素、それぞれを見てみましょう。
添加物の「クチナシ色素」とは?
クチナシ色素は、植物のクチナシの果実から採取された色素のことを言います。
アカネ科クチナシ族、常緑低木であるクチナシは、一般的にメジャーな植物で園芸用途で庭木などに良く使われます。
初夏(6~7月)に開花し、始めは白い花、やがて花は黄色に変化します。
そして初秋(10~11月)の頃に赤黄色の果実が実ります。
その果実を乾燥させ、漢方薬や着色料として利用します。
クチナシの色素は果実の色の通り黄色の着色に使われます。
ですが、色素の中のゲニピンと言う成分はアミノ酸と化学反応を起こすと青くなり、青色の着色料としても使われています。
クチナシの実は毒性が有ると言う説もあります。
ですが、漢方薬やクチナシ茶として大量(色素の量で3g/日以上)に使用しなければ、影響はないと言われています。
福神漬けに着色する用途では、ごく少量しか使わないので問題ありません。
また、クチナシ色素の中に含まれる成分の「カロテノイド」は、「カロチンと呼ばれるビタミンA」の事を指します。
カロチンは抗酸化作用が有り、ビタミンの中でもかなり注目されています。
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添加物の「赤ダイコン色素」とは?
赤ダイコン色素は、赤ダイコンの根から抽出された色素で、天然の野菜由来の色素です。
ダイコンとしての臭いがきつく敬遠される事も有りましたが、現在では脱臭技術が発達し幅広く使われています。
赤ダイコン色素は、酸性水に溶解すると赤くなります。
中性の場合は赤紫もしくは青紫、アルカリ性水に溶解すると青緑になります。
この事からph値で色調が変化するので、タンパク質やデンプンを含む食材と組み合わせる場合は変色する事が有ります。
赤ダイコンはアブラナ科に属する植物です。
ビタミンCや、汁にはジアスターゼなど、豊富な栄養素を含んでいます。
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添加物の「パプリカ色素」とは?
パプリカ色素はパプリカから摘出される色素です。
元となる「パプリカ」は、ナス科の多年草。
トウガラシ属>トウガラシの栽培品種です。
パプリカの発祥はハンガリーで、乾燥させた香辛料をハンガリー料理に使います。
他国ではアメリカのテキサス州を代表するケイジャン料理や、パエリアを代表とするスペイン料理で幅広く使われます。
パプリカはカラーピーマンと呼ばれ肉厚で甘く、唐辛子としては甘味種に分類されます。
パプリカ色素による毒性は認められていません。
現在の所「安全な植物由来の色素」であるとされています。
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まとめ
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如何でしたでしょうか?
カレーライスには欠かせない「福神漬け」。
昔は福神漬けと言えば「赤」でしたが、今は違います。
特に添加物や着色料を気にされる方も多いです。
そんなあなたには無添加の福神漬けか、天然由来の着色料を使った福神漬けが良いのではないでしょうか?
もしくは、自家製を備蓄すといいですね^^b
有難うございました!
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