こんにちは、ミルです。
日本人の国民食…
「カレーライス」
しかし、「カレーライス」だけでは何かが物足りません。
何が足りないか?
あなたは、お分かりのはずです…
そう…
それは「福神漬け」です!
今回は福神漬けをなぜ?
カレーライスに添えるようになったのか?
などに付いて、ご紹介します^^b
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Contents
「福神漬け」なぜカレーライスに添える?
カレー料理の本家本元、インドでは?
野菜や果物を香辛料と砂糖で甘く煮た「チャツネ」と言うものをカレーに添えます。
日本で言う漬物的な物か…
どちらかと言えば?
味に深みを増す付け合せのような感じです。
では、日本に昔からある「赤い福神漬け」と言うのは?
インドのチャツネを真似た代用品として使われ普及したもの。
そして…
日本のカレーライスと福神漬けに関する説は幾つもあります。
- 寛文時代の「了翁道覚が考案した」説
- 明治時代の「上野の漬物店が考案した」説
- 大正時代の「日本郵船の欧州航路で使われた」説
一つづつ、ひも解くと…
- 寛文時代の「了翁道覚が考案した」説
寛文12年(1672年)、出羽国雄勝郡八幡村(現・秋田県湯沢市)出身の了翁道覚が、上野寛永寺に勧学寮を建立した。勧学寮では寮生に食事が出され、おかずとしては、了翁が考案したといわれる漬物が出された。ダイコン、ナス、キュウリなど野菜の切れ端の残り物をよく干して漬物にしたもので、輪王寺宮がこれを美味とし「福神漬」と命名、巷間に広まったとされる。
- 明治時代の「上野の漬物店が考案した」説
明治時代初頭、東京・上野の漬物店「山田屋」(現在の酒悦)の店主・第15代野田清右衛門が開発し、自分の経営する茶店で売り出したところ評判となり、日本全国に広まった。名づけ親は、これを大いに気に入った当時の流行作家「梅亭金鵞」で、「ご飯のお供にこれさえあれば他におかずは要らず、食費が抑えられ金が貯まる(=家に七福神がやってきたかのような幸福感)」という解釈で、7種類の野菜を使用し店が上野不忍池の弁才天近くにあった事から「福神漬」と命名されたとされ、日暮里の浄光寺に表彰碑が存在する。また、この名称が広がる事を願った清右衛門は、商標登録をしなかった。
- 大正時代の「日本郵船の欧州航路で使われた」説
大正時代(1902、1903年説あり)に日本郵船の欧州航路客船で、一等船客にカレーライスを供する際に添えられたのが最初であり、それが日本中に広まったとされる。福神漬が赤くなったのは、インドカレーの添え物であるチャツネに倣ったという説がある。
引用:wikipedia 福神漬
これら3つの説は、良く知られています。
あなたはご存知でしたか?
寛文説と明治節は「福神漬けの起こり」に付いて書かれ
大正説は「なぜ、カレーライスに添えたか?」に付いて書かれています。
福神漬けは「何にでも合う漬物」として以前から存在していたものの…
カレーライスに合わせるチャツネの代わりとして使われるようになったのは、大正時代以降と考えるのが妥当と考えます。
そして、その頃には「味も変化」しているのでしょう。
インドのチャツネ、福神漬けとの違いは?
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あなたはチャツネをご存知ですか?
日本のスーパー等でも、カレーに入れると美味しい「〇〇チャツネ」と言うチューブに入ったペースト状の調味料が売っています。
インド料理においてチャツネは、付け合せや調味料、薬味として重要な役割を担っています。
チャツネはバナナ・リンゴ・マンゴーなどのフルーツや野菜にスパイスハーブを加えます。
それを加熱せず擂り潰したり、柔らかく煮込んだりしたものです。
当然、火を通したものの方が日持ちも良いです。
そしてインドでは、東西南北の各地方において、それぞれ特徴のあるチャツネが使われます。
甘いチャツネや、辛いチャツネが存在します。
チャツネの用途は…
- カレーの調味料
- 揚げ物のたれ
- 食事の付け合せ
- 定食(北インドのミールス)の薬味
等に使われます。
福神漬けと大きく違う点は?
- 福神漬けは日本の漬物である
- チャツネの食感は柔らかいが、福神漬けはパリパリとした食感
- チャツネはスパイスハーブを使用するのに対して、福神漬けはスパイスハーブを使用しない
福神漬けはチャツネの代用して使われ始めたとされていますが…
それぞれに、違うことが分かります。
まとめ
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如何でしたでしょうか?
カレーライスに福神漬けを添える事になったキッカケや、チャツネと福神漬けの違いに付いてご紹介しました。
正直インドのカレー料理と日本のカレーライスは似て非なるものです。
真似ようが真似まいが、国によって付け合せが違うのは当たり前ですね?
漬物文化の日本!
日本のカレーライスには福神漬け…
これだけは、譲れません ッ!
ありがとうございました。
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