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こんにちは、ミルです。
今回はインドカレーでは鉄板の「ターメリックライスとサフランライス」
この2つの違いについてご紹介します。
「カレー」にしようかな?と思われていたら、是非ライスにもこだわってみて下さいね。
今回は「サフラン」よね?
少しだけターメリックの「おさらい」もしましょう。
Contents
ターメリックライスとサフランライスは違う物か?
風味豊かな「インドカレーの付け合せライス」の定番ですが…
もちろん!
ターメリックライスとサフランライス全く違うものです^^
上の写真はインドのお米で、バスマティライスと言います。
このお米を使って、 サフラン や ターメリック で風味をつけて炊き込みます。
ターメリックの特徴とは?
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ショウガ目>ショウガ科>ウコン属>ウコン
多年草の根茎を 乾燥させてパウダー状にした スパイスです。
そして、ターメリックは英語名です。
これが良く使われているスパイスの「ターメリックパウダー」です。
ターメリックライス炊き方は?
電子ジャーよりも鍋炊きの方が断然おいしく炊けます。
蓋つきのフライパンもしくは普通の鍋でOKです。
高価なサフランライスの代用として使われることが多いようです。
【材料】
- 米 2合
- 水 日本米の場合 2カップ (インド米やタイ米の場合は2.5カップ)
- ターメリック 小さじ1
- サラダ油 小さじ1
- 塩 小さじ1/3(お好みで)
- シナモンスティック 2㎝位
- カルダモンホール 2粒
- ローリエ 1枚
【作り方】
- 米を洗ってざるに上げ、水けをきる。
- 鍋に油をひいて準備したターメリックとスパイスを入れて炒める。
米を入れて跳ねてきたら水、塩を入れ強火で煮立たせ、ざっくりかき混ぜる。 - 蓋をして弱火、10分~12分火にかける。
- 火を止め、ふたを開けざっくり混ぜる
- 最後に、10分蒸らす。
サフランの特徴とは?
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サフランは西南アジア原産で、最初に栽培されたのがギリシアと言われています。
アヤメ科の多年草で、その「めしべ」を乾燥させた物が、香辛料として使われています。
青銅器時代から栽培されていたらしいです。
サフランの種類・属性は?
キジカクシ目 >アヤメ科 >クロッカス属 >サフラン種( C. sativus)
「めしべ」を乾燥させたスパイスです。
サフランライス炊き方は?
電子ジャーよりも鍋炊きの方が断然おいしく炊けます。
蓋つきのフライパンもしくは普通の鍋でOKです。
ターメリックライスよりも風味豊かで高級です。
おもてなしに是非どうぞ。
【材料】
- 米 2合
- 水 日本米の場合 2カップ (インド米やタイ米の場合は2.5カップ)
- サフラン 1つまみ
- サラダ油 小さじ1
- 塩 小さじ1/3(お好みで)
お好みで
- シナモンスティック 2㎝位
- カルダモンホール 2粒
- ローリエ 1枚
これらを入れる場合は、サフランと一緒に炒める。
ご下無いように注意して下さい。
準備…サフランをすり鉢に入れて水を少々加えふやけさせる。
その後、すり棒ですり滑らかにしておく。
- 米を洗ってざるに上げ、水けをきる。
- 鍋に油をひいて準備したサフランを入れる。
米を入れて跳ねてきたら水、塩を入れ強火で煮立たせ、ざっくりかき混ぜる。 - 蓋をして弱火、10分~12分火にかける。
- 火を止め、ふたを開けざっくり混ぜる
- 最後に、10分蒸らす。
基本どちらもインドカレーに合わせれば、美味しく頂けます^^
サフランの原産地は?
サフランは開花後に種子が付かず、人工的な繁殖を行っています。
根茎を掘りあげて分割し、植えつけさせています
長い年月をかけて細長い柱頭のものが選択的に交配されました。
青銅器時代晩期のクレタ島に現われたと考えられているようです。
そかし、一番最初はどうやって増えたんだろうか・・
鶏と卵みたいで謎です…
日本国内の栽培地は大半が「大分県竹田市」で生産されています。
他の産地は「宮城県塩竈市」で生産されています。
不思議な階級制度
イラン産とスペイン産には、赤と黄色のバランスを目安に独自の等級制度があります。
商品に明記が有れば、意識して買ってみると良いかも知れませんね。
【イラン産】
等級→呼称→雄蕊の色と特徴
- 最高級→サルゴル→全量が赤色
- 上級→プシャル (プシャリ)→赤色に黄色が少量混じる
- 中級→束→赤色に黄色の花柱が多く混入
(小さな束にまとめて流通) - 下級→コンゲ→全量が黄色の花柱
(香りはあるといってもかすかで、染色用)
【スペイン産】
等級→呼称→雄蕊の色と特徴
- 最高級→クーペ→香りと色が最も濃い。
(イラン産サルゴルに相当 coupe) - 上級→マンチャ→イラン産プシャルに相当
- 中級→リオ→以下、等級が下がると香りと色が薄い
- 並→スタンダード→一般用
- 下級→シエラ→sierra
サフランの用途は?
料理の色付けや風味付けのための香辛料として使用されます。
- フランスはプロヴァンス地方の名物料理ブイヤベース。
- スペイン料理のパエリア。
- イタリアはミラノ風リゾット。
- モロッコ料理のクスクス。
- インド料理はサフランライス。
サフラン は 副作用 が有る、注意点 とは?
通常スパイスとして使い、食事で普通に食べる分量 では問題ありません。
但し以下の作用が有りますので、影響を受ける方には注意が必要です。
- 堕胎作用
- 子宮収縮作用
- 通経作用
妊娠中の方は注意する事をオススメします。
その中でも、スパイスに過敏に反応する方は、使わない方が無難です。
また、授乳中の安全性については充分な情報がありません。
不安な方は控えた方が良いかと思います。
サフランの、大量摂取は危険 と言われています。
5g以上 摂取すると?
重篤な副作用が出ると言われています。
絶対にやめて下さい。
お気を付け下さいね。
アレルギーについては?
- オリーブ属
- オカヒジキ属
- ドクムギ属
これらの植物に過敏症がある人は、アレルギー症状に注意が必要です。
ご自身に何アレルギーが有るか、知らない方も多いと思います。
もし、食後に嫌な感じや、体調不良が有った時は?
一度「アレルギー」を疑う必要があると思います。
まとめ
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如何でしたでしょうか?
サフランライスとターメリックライスは、色こそ似ていますが「似て非なるもの」でした。
ターメリックはサフランよりも安いので、代用品として使われる事が多いです。
値段が安いな?
と思ったら、ターメリックライスかも知れませんね。
あくまでも代用で、サフランライスの香りには勝てません^^
ありがとうございました。
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